「ホームページを作りたいけど、いくらかかるのか見当がつかない」「見積もりを取ったら、会社によって金額が全然ちがって困っている」。泉佐野・泉州の事業者さんから、いちばん多くいただくご相談のひとつです。
この記事の結論を先にお伝えします。
この記事の結論
- ホームページ制作の費用は、ページ数・文章や写真を誰が用意するか・機能・公開後のサポートで大きく変わります。相見積もりサイトの取引データでは、中央値は54万円です。
- 見積もりは合計金額ではなく、「内訳」と「毎月かかる費用」で比べるのが失敗しないコツです。
- はじめて作るなら、必要なページにしぼって小さく始め、Googleマップ(MEO)と組み合わせて集客しながら育てるのが、費用をおさえつつ成果を出す近道です。
この記事は、泉佐野市羽倉崎のWebマーケティング会社・ビューティーWEBハンターが、2023年に書いた「ホームページ作成費用の相場」の記事を、最新の相場データと泉佐野ならではの事情をふまえて書き直したものです。専門用語はできるだけ使わず、使うときは説明を添えています。
ホームページ制作の費用相場はいくら?
まずは全体の目安です。相見積もりサービスの「PRONIアイミツ」が公開している取引データ(2020年1月〜2025年3月)では、ホームページ制作1件あたりの発注平均額は98万円、中央値は54万円とされています。
「平均」と「中央値」がずいぶん違うのは、一部の大規模なサイトが平均を押し上げているためです。中央値とは、金額の順に並べたときにちょうど真ん中にくる値のこと。「ふつうの規模ならこのくらい」の感覚に近いのは、中央値のほうです。
同じ記事では、サイトの規模ごとの目安として次の金額が紹介されています。
| サイトの規模 | ページ数の目安 | 費用の目安 | こんなお店・会社向け |
|---|---|---|---|
| 小規模 | 1〜10ページ | 5万〜30万円 | 個人店、開業したばかりのお店 |
| 中規模 | 20ページ前後 | 30万〜70万円 | サービスが複数ある会社、採用もしたい会社 |
| 大規模 | 50ページ以上 | 数百万円〜 | 多くの事業部や商品を持つ企業 |
※出典:PRONIアイミツ「ホームページ制作の費用相場」。条件によって金額は変わるため、あくまで目安としてご覧ください。
泉佐野・泉州の個人店や小さな会社であれば、多くは「小規模」か「中規模」にあてはまります。ただし、同じページ数でも、どこまでお任せするかで金額は何倍も変わります。その理由を、次の「内訳」で見ていきましょう。
ホームページ制作費用の内訳|何にお金がかかっている?
見積もりを見ても、何にいくら払っているのか分かりにくいですよね。ホームページ制作の費用は、だいたい次の項目に分かれます。
| 項目 | どんな作業? | 金額が上がりやすいケース |
|---|---|---|
| 企画・設計(ディレクション) | 誰に何を伝えて、どう問い合わせてもらうかを決める | ヒアリングや打ち合わせを何度も重ねる |
| デザイン | 見た目やレイアウトを作る | テンプレートを使わず、1ページずつオリジナルで作る |
| コーディング | デザインを、ネット上で表示できる形に組み立てる | ページ数が多い、動きのある演出を入れる |
| 文章・写真(コンテンツ) | お店の強みを伝える文章や、店内・商品の写真を用意する | 文章を書いてもらう、プロのカメラマンに撮影を頼む |
| 機能 | お問い合わせフォーム、予約、ブログ、ネットショップなど | 予約システムや決済、外国語ページを入れる |
| 公開後の費用 | ドメイン(ネット上の住所)、サーバー(データを置く場所)、保守・更新 | 更新作業をすべて任せる、毎月の改善提案までつける |
見落としやすいのが、いちばん下の「公開後の費用」です。最初の制作費を安く見せておいて、毎月の費用が高く設定されているプランもあります。見積もりを比べるときは、「最初にいくら」と「毎月いくら」を分けて、1〜2年でいくらになるかを計算してみてください。
公開後の保守費用については、こちらの記事でくわしく解説しています。
▶ ホームページ保守費用とは?抑えるために必要な3つのポイントを紹介
依頼先別に見るホームページ制作の費用と特徴
費用は「どこに頼むか」でも変わります。よくある4つの選択肢を比べてみましょう。
| 依頼先 | 費用感 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|---|
| 無料ツールで自作 | いちばん安い | すぐ始められる。自分で直せる | 文章・写真・集客の設計もすべて自分。本業の時間がけずられる |
| 全国対応の格安サービス | 安め | 型が決まっていて早い | 地域の事情をふまえた提案や、公開後の相談は限られやすい |
| フリーランス(個人) | 人によって幅が大きい | 相談しやすく、柔軟に対応してもらえることも | 得意分野や、長く続けてもらえるかを確認したい |
| 制作会社 | 中〜高め | 企画から運用まで任せやすい | 会社によって得意分野が違う。集客まで見てくれるか確認を |
「どれが正解」というより、自分でかけられる手間と、ホームページに何をしてほしいかで選ぶのがポイントです。名刺代わりのページが1枚あればいいなら自作でも十分ですし、「ホームページから予約や問い合わせを増やしたい」なら、集客の設計までいっしょに考えてくれる依頼先を選んだほうが、結果的に安くつくことが多いです。
無料で自作する場合のメリット・注意点は、こちらも参考にしてください。
▶ ホームページは自分で無料で作れる?メリットと注意点を紹介!
泉佐野・泉州でホームページを作るとき、費用に入れておきたい項目
ここからは、地元でホームページ制作をお手伝いしてきた立場から、泉佐野・泉州ならではの「お金をかけるべきところ」をお伝えします。全国向けの相場記事にはあまり書かれていない部分です。
1. 車で来るお客さん向けの「駐車場・アクセス」の情報
泉佐野・泉州は車移動が中心の地域です。お店を探す人は、出かける前にスマホで「駐車場はあるか」「何台停められるか」「どの道から入るか」を確認します。ここが分かりにくいだけで、せっかく興味を持った人が来店をやめてしまうことも。駐車場の写真や入り口の案内は、ページを増やしてでも入れる価値がある項目です。
2. りんくう・関空方面から初めて来る人向けの写真
泉佐野は関西国際空港の対岸にあり、りんくうタウン周辺には観光や出張で訪れる人も多く集まります。土地勘のない人ほど、外観・店内・スタッフの写真で「ここで大丈夫かな」を判断します。写真をスマホで撮るか、プロに頼むかで費用は変わりますが、外観と店内の写真だけはきれいなものを用意するのがおすすめです。外国語のページを作るかどうかは、実際に訪日客の来店がどれくらいあるかを見てから決めても遅くありません。
3. ふるさと納税の返礼品を扱う事業者さんは「商品の魅力を伝えるページ」
泉佐野はふるさと納税の返礼品を扱う事業者さんが多い地域です。返礼品をきっかけに名前を知った人が、「どんな会社がつくっているんだろう」と検索することもあります。商品へのこだわりや作り手の顔が見えるページがあると、返礼品の先にある直接のお取引やリピートにもつながりやすくなります。
4. Googleマップ(MEO)とつなげる作業
地方都市の泉佐野では、お客さんの入口になるのはホームページよりもGoogleマップのことが多いのが実感です。MEO(エムイーオー)とは、Googleマップで自分のお店が上のほうに表示されるように整える取り組みのこと。Googleマップのお店情報とホームページを結んでおくと、地図で見つけた人が詳しい情報を読み、納得して来店・問い合わせしてくれる流れができます。
MEOについては、こちらの記事でくわしく解説しています。
▶ 【泉佐野市】チラシ配りはもう古い?Googleマップで劇的に集客する「MEO対策」とは?
事例:1枚のページから始めて、Googleマップと組み合わせたパーソナルジム
費用をかけすぎずに成果につなげた例として、泉佐野市上町のパーソナルジム「BanKai GYM(バンカイジム)」さんのケースを紹介します(店名の掲載はご了承いただいています)。
オープン前、お客さんはまだゼロの状態。「ホームページは必要だけど、そもそも集客をどうするか」が課題でした。そこで私たちは、ページをたくさん作るのではなく、オーナーさんがもともと持っていた強みがしっかり伝わる1枚もののページ(LP:ランディングページ)を作り、そこから問い合わせまでの道すじを用意しました。あわせて、Googleマップのお店情報も立ち上げから整えました。
その結果、オープン直後から新規のお客さんが来店し、2か月目には予約が埋まって新規の受付を一時ストップするほどになりました。なお、このときはチラシ・ポスティングも併用していたので、すべてがWebの力というわけではありません。それでも、ページ数を増やすことより「強みを伝えて、問い合わせの道すじを作る」ことにお金をかけるほうが成果につながると、あらためて感じた事例です。
また、地元の観光協会さんのホームページをゼロから作ったときは、立ち上がったばかりの団体だったこともあり、自分たちで更新を続けやすい作りを重視しました。公開後に毎回業者へ頼まなくても情報を出せる作りにしておくと、毎月の費用もおさえやすくなります。
ホームページ制作の費用を安くするコツと、削ってはいけないところ
費用をおさえる方法はあります。ただし、削り方を間違えると「安く作ったのに問い合わせが来ない」ということになりかねません。
費用を安くする4つのコツ
- 最初に作るページをしぼる:トップ・サービス内容・料金・アクセス・お問い合わせなど、成果に直結するページから始めて、あとで増やす
- ほしいページを箇条書きで伝える:「トップページ」「会社概要」「お問い合わせフォーム」「ブログ」のように一覧にして渡すと、見積もりが具体的になり、あとからの追加費用も出にくくなる
- イメージに近いサイトを見せる:言葉で説明するより、参考にしたいサイトを2〜3個見せるほうが、やり直しが減る
- 自分で用意できるものは用意する:ロゴ、写真、お店のこだわりのメモなど
削ってはいけないところ
- 強みを言葉にする作業:ここが弱いと、見た目がきれいでも選ばれません
- スマホでの見やすさ:お店を探す人の多くはスマホで見ています
- 問い合わせ・予約までの道すじ:電話・LINE・予約ボタンが押しやすい位置にあるか
また、小規模事業者向けの補助金(小規模事業者持続化補助金など)で、ホームページの費用の一部をまかなえる場合があります。ただし、対象になる条件や上限額は公募の回ごとに変わります。申請を考える場合は、最新の公募要領を確認したうえで、泉佐野商工会議所などの窓口に相談してみてください。
安く作る方法については、こちらの記事でもくわしくまとめています。
▶ 【泉佐野市】ホームページ制作を安くする方法とは?価格だけで選んではいけない5つの理由
見積もりを比べるときのチェックリスト
複数の会社から見積もりを取ったら、次の項目を確認してみてください。
| チェック項目 | 確認すること |
|---|---|
| □ 内訳が書いてあるか | 「一式」だけでなく、デザイン・ページ数・機能などに分かれているか |
| □ 毎月の費用はいくらか | ドメイン・サーバー・保守の費用と、契約期間のしばり |
| □ 文章・写真は誰が用意するか | 自分で用意する前提か、制作会社が作ってくれるのか |
| □ 修正は何回までできるか | 回数を超えたときの追加費用 |
| □ 公開後に自分で更新できるか | お知らせや写真を、業者に頼まず差し替えられるか |
| □ ドメインやサイトの持ち主は誰か | 解約したときに、サイトやドメインを引き継げるか |
| □ 集客の相談にのってもらえるか | Googleマップとの連携や、公開後の改善まで見てくれるか |
依頼前のチェックポイントは、こちらの記事でもまとめています。
▶ 泉佐野市でホームページ制作を考える方へ|費用の考え方と失敗しない依頼前チェックリスト
▶ 泉州の中小企業がホームページ制作で失敗しないための7つのチェックポイントとは?
泉佐野でのホームページ制作の進め方を、費用・依頼先・運用までまとめて知りたい方は、こちらのまとめ記事をどうぞ。
▶ 泉佐野のホームページ制作ガイド|費用・依頼先・集客まで地元目線で解説
まとめ:ホームページ制作の費用は「内訳」と「その後」で考える
ホームページ制作の費用相場は、取引データの中央値で54万円ほど。ただし、ページ数やお任せする範囲によって、数万円から数百万円まで大きく変わります。
大切なのは、合計金額ではなく内訳と毎月の費用で比べること、そして作ったあとにどう集客するかまで考えておくことです。チラシのように配ったら終わりではなく、ホームページとGoogleマップを育てていけば、毎月の費用の中でお客さんに見つけてもらい続ける仕組みになります。
「うちの場合はいくらくらい?」「この見積もりは高いの?」など、気になることがあれば、LINEで気軽にご相談ください。
「ブログを見た」と一言添えていただければ大丈夫です。無理な営業はいたしませんので、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. ホームページ制作の費用相場はいくらですか?
A. 相見積もりサービス「PRONIアイミツ」の取引データ(2020年1月〜2025年3月)では、発注平均額が98万円、中央値が54万円です。1〜10ページほどの小規模なサイトなら、5万〜30万円が目安とされています。
Q. 初期費用のほかに、毎月かかるお金はありますか?
A. ドメイン(ネット上の住所)とサーバー(データを置く場所)の費用は、ホームページを持つ限りかかります。そのほか、更新や保守を業者に任せる場合は、その月額費用がかかります。見積もりでは初期費用と毎月の費用を分けて確認しましょう。
Q. ホームページの費用を安くするにはどうすればいいですか?
A. 最初に作るページを成果に直結するものにしぼること、ほしいページを箇条書きで伝えること、ロゴや写真など自分で用意できるものを用意することが効果的です。ただし、強みを伝える文章やスマホでの見やすさは削らないほうが、結果的に成果につながります。
Q. 補助金でホームページを作ることはできますか?
A. 小規模事業者持続化補助金などで、ホームページの費用の一部が対象になる場合があります。条件や上限額は公募の回ごとに変わるため、最新の公募要領を確認し、泉佐野商工会議所などの窓口に相談するのがおすすめです。
出典:PRONIアイミツ「ホームページ制作の費用相場」/小規模事業者持続化補助金(一般型)公式サイト(2026年10月時点)
この記事を書いた会社
株式会社ビューティーWEBハンターは、大阪府泉佐野市のWebマーケティング会社です。ホームページ制作・Web集客・Web広告・SNS運用・MEO(Googleマップ集客)・LINE活用・AI導入まで、泉佐野市・泉州エリアの企業と店舗の集客をまとめて支援しています。
所在地:〒598-0046 大阪府泉佐野市羽倉崎2-5/代表取締役:田端 孝文
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