クリニックのホームページ制作費用は?相場と内訳、医療広告の注意点を泉佐野の会社が解説

「クリニックのホームページを作りたいけど、費用はいくらくらい?」「見積もりが業者ごとにバラバラで、高いのか安いのか分からない」「医療は広告のルールが厳しいと聞くけど、ホームページにも関係あるの?」。開業を控えた先生や、古いホームページを作り直したい院長先生・事務長さんから、こうした声を聞くことがあります。

この記事の結論を先にお伝えします。

この記事の結論

  • ホームページ制作の費用は、取引データの中央値で54万円ほど。クリニックは予約や問診の仕組みを入れることが多く、一般的な相場よりやや高めになりやすいと考えておきましょう。
  • 金額の差はページ数・原稿や写真を誰が用意するか・予約などの機能・公開後のサポートで生まれます。見積もりは総額だけでなく中身で比べます。
  • クリニックのホームページは医療広告ガイドラインの対象です。体験談やあいまいなビフォーアフター写真は載せず、自由診療は費用とリスクまで書く。ここに慣れた制作会社を選ぶことが、結果的にいちばんの節約になります。

この記事では、泉佐野市羽倉崎のWebマーケティング会社・ビューティーWEBハンターが、クリニック・医院のホームページ制作にかかる費用の目安と内訳、医療ならではの注意点、泉佐野・泉州で開業する医院が押さえたいポイントをまとめます。泉佐野でのホームページ制作の全体像は「泉佐野のホームページ制作ガイド|費用・依頼先・集客まで地元目線で解説」で解説しています。

※この記事は一般的な情報の紹介です。個別の表現が医療広告にあたるかどうかの最終判断は、保健所など所管の窓口や専門家にご確認ください。費用は2026年11月時点で公開されている目安で、実際の金額は依頼内容によって変わります。

クリニックのホームページ制作費用の相場はいくら?

まずは全体の目安です。相見積もりサービスの「PRONIアイミツ」が公開している取引データ(2020年1月〜2025年3月)では、ホームページ制作1件あたりの発注平均額は98万円、中央値は54万円とされています。平均が中央値より高いのは、一部の大きな案件が平均を押し上げているためです。「真ん中くらいの案件は50万円台」と考えると分かりやすいでしょう。

サイトの大きさ別の目安は、次のとおりです。

サイトの大きさ ページ数の目安 費用の目安 クリニックだと
小規模 1〜10ページほど 5万〜30万円 院の紹介・診療時間・アクセスが中心の、ひとり院長の医院
中規模 20ページ前後 30万〜70万円(100万円前後になることも) 診療内容ごとのページ、医師紹介、よくある質問まで作り込む医院
大規模 50ページ以上 数百万円〜 複数の診療科がある病院・医療法人

※出典:PRONIアイミツ「ホームページ作成費用の相場早見表」。条件によって金額は変わるため、あくまで目安としてご覧ください。

クリニックの場合は、Web予約や問診票などの仕組みを入れることが多いため、「一般的な相場よりやや高めと考えたほうがよい」とする解説もあります(ランサーズ「クリニック向けホームページに特化した制作会社25選」)。ページ数が少ない医院でも、機能を足すと金額が上がる、という点を覚えておきましょう。

公開後にかかるお金(月々の費用)

ホームページは作って終わりではなく、公開後も費用がかかります。同じくPRONIアイミツの解説では、運用や保守管理は月額1万〜10万円程度かかるケースが多いとされています。内訳の例は次のとおりです。

  • サーバー代(ホームページを置いておく場所の利用料):月600〜5,000円程度
  • ドメイン代(「〇〇clinic.jp」のような住所の利用料):年ごとにかかる
  • 保守費(システムの更新や不具合の対応):外部に任せる範囲によって変わる
  • 予約システムの利用料:外部の予約サービスを使う場合は、そのサービスの月額がかかる

見積もりを比べるときは、「最初の制作費」と「毎月かかる費用」を分けて、3年・5年使ったときの合計で考えると失敗しにくくなります。ホームページ制作の費用全般は「ホームページ制作の費用相場は?内訳と安くするコツ」でくわしく解説しています。

クリニックのホームページ制作費用の内訳|何にお金がかかる?

見積もりの金額は、主に次の項目の積み重ねです。「なぜこの金額なのか」を知っておくと、業者との話し合いがぐっと楽になります。

項目 中身 クリニックでのポイント
設計(ディレクション) どんなページを作り、誰に何を伝えるかを決める 来てほしい患者さん(地域・年代・症状)を最初に決めると、ムダなページが減る
デザイン 見た目・色・レイアウト 清潔感と読みやすさが最優先。ご年配の方にも読める文字の大きさに
原稿作成 診療内容・医師紹介などの文章 医療広告ガイドラインに沿った書き方が必要。院長先生のチェックの時間も見込む
写真撮影 外観・院内・医師やスタッフの写真 素材写真より、実際の院内写真のほうが安心感が伝わる
機能の追加 Web予約・問診票・お知らせ更新・多言語など 外部の予約サービスとつなぐか、独自に作るかで金額が大きく変わる
スマホ対応 スマホで見やすく表示する 今は必須。電話ボタンやルート案内をスマホで押しやすく
公開後の保守 システム更新・バックアップ・小さな修正 休診や診療時間の変更をすぐ反映できる体制か確認する

このうち、クリニックで金額が変わりやすいのは「原稿作成」と「機能の追加」です。原稿を院長先生がご自身で用意するのか、制作会社に取材して書いてもらうのかで、手間も費用もかなり違ってきます。

クリニックのホームページは医療広告ガイドラインの対象|費用にも関わる注意点

医療広告ガイドラインとは、医院や病院の広告について、厚生労働省がルールを示したものです。2018年の医療法の改正で、ホームページも広告の規制の対象になりました。違反すると行政から指導を受けることもあるため、制作の段階から気をつける必要があります。

ホームページで特に気をつけたいのは、次のような表現です。

内容 避ける表現の例 代わりにこう書く
効果 「必ず治る」「絶対に痛くない」 「〜の診療を行っています」と事実を書く
比較・最上級 「地域No.1」「日本一」 設備や診療体制など、確かめられる事実を書く
体験談 患者さんの感想や体験談、口コミサイトの転載 載せない
写真 説明のない治療前・治療後の写真 載せるなら治療内容・費用・主なリスクなどの説明を必ず添える
費用 「今だけ半額」など費用を強調しすぎる表現 料金表として、分かりやすく正確に載せる

自由診療を載せるなら「費用」と「リスク」もセットで

ガイドラインでは、患者さんが自分から調べて見に来るホームページなどについて、一定の条件を満たせば、通常の広告より多くの情報を載せてよいことになっています(「限定解除」と呼ばれます)。その条件には、問い合わせ先をはっきり書くことや、自由診療(保険がきかない治療)について通常必要とされる治療内容・費用、主なリスクや副作用を書くことが含まれます。

つまり、自由診療のメニューがあるクリニックほど、書くべき内容が増え、原稿の量も増えます。見積もりの時点で「医療広告ガイドラインに沿った原稿まで見てもらえるか」を確認しておくと、あとから大きな書き直し(=追加費用)が出にくくなります。

泉佐野・泉州のクリニックがホームページで押さえたいこと

泉佐野市や周りの泉州エリアには、都市部とは違う事情があります。全国向けの費用記事にはあまり書かれていない部分ですが、ここにお金と手間をかけると、ホームページが「患者さんの役に立つ」ものになります。

車で来る患者さんへの案内(駐車場・入口)

泉州エリアは車移動が中心です。患者さんは「駐車場はあるか」「何台停められるか」「どこから入ればいいか」を気にします。駐車場の写真や、近くの目印からの道順を載せておくと、熊取町・田尻町・貝塚市など市外から来る方の不安も減ります。写真撮影を見積もりに入れておく価値がある部分です。

関空・りんくう周辺で働く人の「今日やってる?」に答える

泉佐野は関西国際空港のすぐそばで、空港やりんくうタウン周辺でシフト勤務をしている人も多い地域です。こうした方は「今日の午後は診てもらえるか」「土曜は何時までか」を確かめてから来院します。診療時間と休診日を、トップページのすぐ見える場所に、正確に。そして、急な休診をすぐ更新できる作りにしておくことが大切です。外国語での対応ができる場合はその旨を書き、対応できない場合は無理に書かないようにしましょう。

Googleマップ(MEO)とセットで考える

地方都市では、「泉佐野 内科」「近くの歯医者」のように、まずGoogleマップで医院を探す人が少なくありません。地図で見つけて、ホームページで中身を確かめて、電話や予約をする、という流れです。ホームページの診療時間や住所と、Googleビジネスプロフィール(Googleマップに出る医院の情報ページ)の内容がずれていると、患者さんを迷わせてしまいます。Googleマップ側の整え方は「クリニックのMEO対策|医療広告ガイドラインを守ったGoogleマップ集客」でまとめています。

地元の事例から:「作る」より「伝えて、つなげる」

当社が泉佐野市で開業前から担当したパーソナルジム「BanKai GYM」では、お客さんゼロからのスタートでした。ホームページ(実質は1枚もののページ)では、オーナーがもともと持っていた強みが伝わる形に整え、そこから問い合わせへの道すじ(導線)を作りました。あわせてGoogleマップのプロフィールも立ち上げ、投稿や口コミを地道に続けたところ、地域を絞ったキーワードで上位に表示され、開業直後から新規の来店につながりました(集客はチラシ・ポスティングも併用していました)。

医院とジムでは守るべきルールが大きく違いますが、「ページを豪華にするより、強みを正しく伝えて、電話や予約までの道すじを短くするほうが大事」という点は共通しています。また、チラシは効果が一時的になりやすい一方、ホームページとGoogleマップは毎月の固定費だけで見つけてもらい続けられる、というのが当社の実感です。

クリニックのホームページ制作費用を抑えるコツと、削ってはいけないところ

費用を抑えたい気持ちは当然です。ただ、クリニックでは「削ると後で困る」部分もあります。分けて考えましょう。

費用を抑えやすいところ

  • ページ数をしぼる:最初は「トップ・診療案内・医師紹介・アクセス・お知らせ」程度にして、必要に応じて増やす
  • 予約は外部サービスを使う:予約システムを独自に作るより、既存の予約サービスとつなぐほうが初期費用は抑えやすい(月額は確認する)
  • 原稿のたたき台を院長先生が用意する:診療方針や得意な分野は、先生ご自身の言葉が一番伝わる
  • お知らせは自分で更新できる作りにする:休診の連絡のたびに業者に頼むと、時間もお金もかかる

削ってはいけないところ

  • 医療広告ガイドラインのチェック:ここを削ると、あとから書き直しや指導のリスクにつながる
  • スマホでの見やすさ:電話ボタン・ルート案内・診療時間がスマホですぐ分かること
  • 院内・外観の写真:初めての医院は誰でも不安。実際の写真が安心材料になる
  • 公開後の保守:システムの更新を止めると、セキュリティの面で危険になる

格安のホームページ制作の選び方は「ホームページ制作を大阪で格安に|失敗しない選び方」も参考にしてください。

見積もりを比べるときのチェックリスト

クリニックのホームページ制作で見積もりを取ったら、次の項目を確認しましょう。

チェック項目 確認すること
□ 作るページの一覧 何ページ作るのか、ページ名まで書いてあるか
□ 原稿は誰が書くか 制作会社が書くのか、医院が用意するのか。取材は含まれるか
□ 医療広告ガイドラインへの配慮 原稿や写真の表現を、ガイドラインに沿って見てもらえるか
□ 写真撮影 撮影は含まれるか。素材写真だけになっていないか
□ 予約・問診などの機能 外部サービスとつなぐのか、独自に作るのか。月額はいくらか
□ 自分で更新できる範囲 お知らせ・診療時間・休診日を院内で更新できるか
□ 公開後の月額費用 サーバー・ドメイン・保守の費用と、その中身
□ 修正の回数 デザインや原稿の修正は何回まで含まれるか
□ ドメインやデータの持ち主 解約したとき、ドメインやデータを医院が引き継げるか
□ Googleマップとの連携 Googleビジネスプロフィールの情報とそろえる作業は含まれるか

依頼先の選び方全般は「大阪のホームページ制作会社の選び方|比較のポイントと地元に頼むメリット」でくわしく解説しています。

よくある質問

Q. クリニックのホームページ制作費用の相場はいくらですか?

相見積もりサービス「PRONIアイミツ」の取引データ(2020年1月〜2025年3月)では、ホームページ制作全体の発注平均額が98万円、中央値が54万円です。クリニックは予約や問診などの機能を入れることが多く、一般的な相場よりやや高めになりやすいと考えておきましょう。

Q. 公開したあとも費用はかかりますか?

かかります。サーバー代・ドメイン代・保守費などで、運用や保守管理は月額1万〜10万円程度かかるケースが多いとされています。外部の予約サービスを使う場合は、その利用料も必要です。制作費と月額を分けて、数年使ったときの合計で比べましょう。

Q. クリニックのホームページも医療広告ガイドラインの対象ですか?

対象です。2018年の医療法の改正で、ホームページも広告の規制の対象になりました。「必ず治る」のような効果を保証する言い方、根拠のない「No.1」、患者さんの体験談、説明のない治療前後の写真は避けましょう。判断に迷う表現は、保健所など所管の窓口に確認してください。

Q. 自由診療のメニューを載せるときの注意点は?

自由診療については、通常必要とされる治療内容・費用と、主なリスクや副作用をあわせて書くことが求められています。問い合わせ先もはっきり書きましょう。そのぶん原稿が増えるので、見積もりの段階で原稿作成の範囲を確認しておくと安心です。

Q. 費用を抑えるには、どこを削ればいいですか?

ページ数を最初はしぼる、予約は外部サービスを使う、お知らせを自分で更新できる作りにする、といった方法があります。一方で、医療広告ガイドラインのチェック、スマホでの見やすさ、院内の写真、公開後の保守は削らないほうが安全です。

まとめ:クリニックのホームページ制作は「総額」より「中身」で比べる

クリニックのホームページ制作費用は、取引データの中央値で54万円ほどが目安です。ただし、予約などの機能や原稿の量によって金額は大きく変わり、公開後の月額費用もかかります。医療広告ガイドラインの対象であることをふまえ、「原稿の表現まで見てもらえるか」「診療時間を自分で更新できるか」「Googleマップの情報とそろっているか」を中身で比べましょう。泉佐野・泉州なら、駐車場の案内と、関空・りんくうで働く人にも分かる診療時間の見せ方がポイントです。

「うちの医院だと、どこまで作ればいい?」「今のホームページ、ガイドライン的に大丈夫?」と気になったら、お気軽にLINEでご相談ください。

個人で開業する方は「個人事業主のホームページ制作|費用はいくら?何を載せる?」もあわせてどうぞ。

参考:PRONIアイミツ「ホームページ作成費用の相場早見表」/ランサーズ「クリニック向けホームページに特化した制作会社25選|選び方や費用相場も紹介」/厚生労働省「医療広告ガイドライン」/厚生労働省「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書(第5版)」(2026年11月時点)

この記事を書いた会社

株式会社ビューティーWEBハンターは、大阪府泉佐野市のWebマーケティング会社です。ホームページ制作・Web集客・Web広告・SNS運用・MEO(Googleマップ集客)・LINE活用・AI導入まで、泉佐野市・泉州エリアの企業と店舗の集客をまとめて支援しています。

所在地:〒598-0046 大阪府泉佐野市羽倉崎2-5/代表取締役:田端 孝文
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