インバウンドのSNS集客|Instagramの始め方とGoogleマップとの使い分けを泉佐野の会社が解説

「インバウンド集客にSNSは効果があるの?」「英語が苦手でも運用できる?」「InstagramとTikTok、どれを選べばいいの?」。訪日客を呼びたいと思ったとき、最初に浮かぶのがSNSではないでしょうか。

この記事の結論を先にお伝えします。

この記事の結論

  • インバウンドのSNS集客は、旅行前に「ここに行きたい」と思ってもらう手段として有効です。ただし、すぐに来店が増えるものではありません。
  • 旅行中のお客さんはGoogleマップでお店を探すので、先にGoogleマップを整え、次にSNSを1つだけ足す順番が失敗しにくいです。
  • 小さなお店の最初の1つは、写真で伝わるInstagramが無難です。日本語の投稿に短い英語を添える形なら、週1回でも続けられます。

この記事では、泉佐野市羽倉崎のWebマーケティング会社・ビューティーWEBハンターが、SNSの選び方と始め方、関空に近い泉佐野・泉州ならではの考え方をまとめます。インバウンド集客全体の基本は「インバウンド集客とは?やった方がいい理由とメリット・デメリットを紹介」で解説しています。

  1. インバウンド集客にSNSは効果がある?データで見る訪日客の情報収集
    1. 旅行前に役立った情報源は「SNS」がいちばん多い
    2. 旅行中は「近くのお店」を探している
  2. インバウンド集客でSNSを使うメリット・デメリット
  3. インバウンド向けSNSの選び方|国とお店で比較
    1. 来てほしい国・地域から考える
    2. 主なSNSの特徴
  4. 泉佐野・りんくうのお店のインバウンドSNSで押さえたいこと
    1. ①「泉佐野に行きたい」より「関空の前後に寄りたい」を狙う
    2. ②地名のタグは「大きい地名」と「小さい地名」を組み合わせる
    3. ③地元のお客さんも一緒に見ている前提で作る
  5. インバウンドのSNS運用の始め方|Instagramの5つの手順
    1. 手順1:先にGoogleマップの情報を整える
    2. 手順2:プロアカウントに切り替える
    3. 手順3:プロフィールを日本語と英語で書く
    4. 手順4:投稿の型を3つ決めて、週1回から続ける
    5. 手順5:保存数と「どこで知ったか」を確認する
  6. インバウンドのSNS集客で気をつけたいルール
    1. 投稿をお願いして見返りを渡すなら、広告だと分かるように
    2. Googleの口コミは、SNSのキャンペーンと分けて考える
    3. お客さんの写真と炎上にも注意
  7. 【実体験】SNSもGoogleマップも「続く仕組み」がないと止まる
  8. インバウンド集客はSNSだけに頼らない
  9. 泉佐野・泉州のお店のインバウンド集客はご相談ください
  10. インバウンドのSNS集客でよくある質問
    1. 英語が苦手でもインバウンド向けのSNSはできますか?
    2. インバウンド集客のSNSはどれから始めればいいですか?
    3. 投稿はどれくらいの頻度が必要ですか?
    4. SNSを始めれば、すぐに外国人のお客さんは増えますか?

インバウンド集客にSNSは効果がある?データで見る訪日客の情報収集

旅行前に役立った情報源は「SNS」がいちばん多い

観光庁の調査(インバウンド消費動向調査 2025年 年次報告書)によると、訪日外国人が出発前に役に立った旅行情報源は、「SNS」が43.3%、「動画サイト」が39.6%、「個人のブログ」が23.9%の順でした。旅行の行き先や食べたいものを、SNSや動画で決めている人が多いことが分かります。

旅行中は「近くのお店」を探している

一方、同じ調査で日本に滞在している間に役に立った情報を見ると、「交通手段」が65.9%、「飲食店」が56.0%と上位に並びます。旅行が始まると、「今いる場所から行けるお店」を探す動きに変わるわけです。そのときによく開かれるのがGoogleマップです。

つまり、役割はこのように分かれます。

  • SNS:旅行前に「ここに行きたい」と思ってもらう
  • Googleマップ:旅行中に「近くのお店」として見つけてもらい、場所を確かめてもらう

Instagramでお店を知った人も、最後はGoogleマップで場所や営業時間、口コミを確かめることが多いはずです。そのときに情報が古いと、せっかくの「行きたい」が来店につながりません。だからSNSだけでなく、両方をセットで考えることが大切です。Googleマップ側の進め方は、柱の記事「Googleマップで訪日客を呼び込む!インバウンド成功のためのMEO活用法」で解説しています。

インバウンド集客でSNSを使うメリット・デメリット

始める前に、良い面と大変な面の両方を知っておきましょう。

メリット デメリット
広告を使わなければ、無料で始められる 投稿を作り続ける手間と時間がかかる
写真や動画なら、言葉が通じなくても魅力が伝わる 来店につながるまで時間がかかり、効果も測りにくい
海外の人にも旅行前の段階で知ってもらえる 見てくれる人の多くが、日本に来る予定のない人のこともある
お客さんが投稿してくれると、自然に広がることがある 外国語のメッセージやコメントへの対応が必要になる

特に覚えておきたいのは、「バズれば来店が増える」とは限らないことです。再生回数が伸びても、泉佐野に来る予定のない人ばかりでは売上につながりません。小さなお店は、たくさんの人に見られることよりも、日本へ来る予定の人に保存してもらうことを目指すほうが現実的です。

インバウンド向けSNSの選び方|国とお店で比較

来てほしい国・地域から考える

同じ観光庁の調査で、出発前に役に立った情報源を国・地域別に見ると、韓国と中国は「SNS」が1位、台湾・香港は「動画サイト」が1位で「SNS」が2位、米国は「動画サイト」が1位でした。国や地域によって、よく使われるものが少しずつ違います。

まずは今お店に来ている外国人のお客さんはどこの国の人が多いかを思い出してみましょう。Googleマップの口コミの言語を見るのも手がかりになります。データは目安にして、実際のお客さんを基準に決めるのが確実です。

主なSNSの特徴

SNS 向いているお店 手間 ひとこと
Instagram 飲食店・美容室・雑貨店など見た目で伝わるお店 中 写真から始められる。最初の1つにおすすめ
YouTube(ショート動画を含む) 体験型のお店、宿泊施設、説明が必要なサービス 大 検索で後から見てもらいやすいが、動画づくりが必要
TikTok 動きや驚きがあるお店(調理風景、体験など) 大 広がるときは大きいが、狙った人に届くとは限らない
Facebook 宿泊施設、地域の団体、大人の旅行者向けのお店 小〜中 営業時間やお知らせを載せる場所としても使える
X(旧Twitter) イベント情報や空き状況をこまめに出せるお店 中 短い文章で出せるが、情報はすぐ流れてしまう
小紅書(RED/シャオホンシュー) 中国からのお客さんが実際に多いお店 大 中国語での運用が前提。お客さんが多いと分かってから検討を

中国のお客さんには普段使っているアプリが別にあるので、Instagramだけでは届きにくい場合があります。ただ、中国語の投稿を続けるのは簡単ではありません。まずはGoogleマップや英語の情報を整え、中国からのお客さんが増えてきた段階で考えれば十分です。海外の口コミサイトやアプリも含めた全体の比較は「インバウンド集客ができる無料サイトはどれ?おすすめのサービスまとめ」にまとめています。

泉佐野・りんくうのお店のインバウンドSNSで押さえたいこと

京都や大阪市内の観光地と、関空に近い泉佐野・泉州では、SNSの使い方も変わります。地域の事情をふまえると、次の3つがポイントです。

①「泉佐野に行きたい」より「関空の前後に寄りたい」を狙う

泉佐野を旅行の一番の目的地にする人を、SNSだけで増やすのは簡単ではありません。一方で、関空を使う人は必ずこのエリアを通ります。到着した日の夜、帰国前の最後の食事、りんくうプレミアム・アウトレットでの買い物のついで。こうした「空港の前後に寄れるお店」として知ってもらうほうが、来店の理由を作りやすくなります。

投稿文にも「関空から電車で○分」「りんくうタウンから車で○分」のように、空港やりんくうからの距離を入れておきましょう(○には実際の所要時間を入れてください)。

②地名のタグは「大きい地名」と「小さい地名」を組み合わせる

ハッシュタグ(投稿につける検索用の目印)は、海外の人が調べそうな言葉を選びます。#Izumisano だけでなく、#Osaka や #Kansai、#KansaiAirport のように知られている地名も一緒に使うと、旅行を計画している人の目に入るきっかけが増えます。投稿に位置情報をつけておくと、地図上の場所も伝わります。

③地元のお客さんも一緒に見ている前提で作る

泉州は車で移動する人が多く、普段のお店を支えているのは地元のお客さんです。外国人向けに別のアカウントを作るより、1つのアカウントで日本語と短い英語を並べるほうが手間も少なく、地元の人にも違和感がありません。メニューや駐車場の案内、だんじりなど地域の行事の話題は、地元の人にも訪日客にも楽しんでもらえます。

インバウンドのSNS運用の始め方|Instagramの5つの手順

手順1:先にGoogleマップの情報を整える

SNSを見た人が次に開くのはGoogleマップです。営業時間、定休日、写真、メニューを最新にしておきましょう。Googleビジネスプロフィール(Googleマップのお店の情報を管理する無料の仕組み)には、InstagramやFacebookなどのSNSのリンクを追加できる機能もあります。ただし、Googleによると一部の地域でのみ利用できる機能なので、お店の画面に出てこない場合もあります。自分でどこまでできるかは「MEO対策は自分でできる?やり方と業者に任せる線引きを泉佐野の会社が解説」で整理しています。

手順2:プロアカウントに切り替える

Instagramの設定から、お店向けの「プロアカウント」に切り替えます。投稿がどれくらい見られたかを確認できる「インサイト」という機能が使えるようになります。切り替えると、非公開のアカウントは公開になるので注意してください。

手順3:プロフィールを日本語と英語で書く

プロフィールは、海外の人が最初に見る看板です。次の4つを短く書きましょう。

  • 何のお店か(例:Yakiniku restaurant)
  • 場所(例:Izumisano, Osaka/10 min from Rinku Town ※実際の距離で)
  • 営業時間と定休日
  • 予約や問い合わせの方法、地図へのリンク

手順4:投稿の型を3つ決めて、週1回から続ける

毎日投稿する必要はありません。無理なペースで始めて止まるより、週1回を続けるほうが、お店が今も営業していると伝わります。投稿は次の3つの型を順番に回すと、ネタに困りにくくなります。

  • 看板メニュー・サービス:写真に、名前と価格の目安を添える
  • お店の様子:入口、店内、スタッフの手元など、初めての人の不安を減らすもの
  • 行き方:駅や駐車場からの道順、関空やりんくうからの距離

英語は1〜2行で十分です。翻訳アプリやAIで下書きを作り、料金や営業時間が正しく訳されているかを必ず確認しましょう。AIの使い方は「飲食店でチャットGPTは活用できる?おすすめの使い方を紹介!」も参考になります。

手順5:保存数と「どこで知ったか」を確認する

フォロワー数よりも、インサイトで見られる保存数やプロフィールへのアクセス、地図やリンクのタップを見ましょう。あわせて、お会計のときに「このお店をどこで知りましたか?」と聞いてメモしておくと、SNSが来店につながっているかが見えてきます。

インバウンドのSNS集客で気をつけたいルール

投稿をお願いして見返りを渡すなら、広告だと分かるように

インフルエンサーに来店してもらって報酬や無料招待を渡し、投稿してもらう場合は注意が必要です。広告なのに広告だと分からない「ステルスマーケティング」は、2023年10月から景品表示法の違反になり、責任を問われるのは依頼したお店(広告主)側です。依頼するときは、依頼を受けた投稿だと分かるように書いてもらいましょう。

Googleの口コミは、SNSのキャンペーンと分けて考える

「口コミを書いたら1品サービス」のように、見返りと引き換えにGoogleの口コミをお願いすることは、Googleのポリシーで禁止されています。書く内容を指定することや、満足していそうな人だけに頼むこともNGです。口コミは見返りなし・内容の指定なしで、来店した全員にお願いしましょう。詳しくは「MEO対策は口コミが9割?増やし方と返信のコツを泉佐野の会社が解説」で解説しています。

お客さんの写真と炎上にも注意

お客さんが写った写真は、必ず本人の了解を取ってから載せましょう。外国語のコメントに、よく分からないまま返信するのも避け、翻訳で内容を確かめてから対応します。困ったときに誰が判断するかも、先に決めておくと安心です。

【実体験】SNSもGoogleマップも「続く仕組み」がないと止まる

SNSの運用そのものではなくGoogleマップの話ですが、同じことが言える経験があります。当社は以前、京都の訪日客が多い小さなバーで、インバウンド向けのMEO(Googleマップ集客)の運用をサポートしたことがあります。最初のキーワードの設定は当社で行い、写真の更新や口コミへの返信はオーナーさんにお願いする形でした。

そこで感じたのは、お店を回しながら更新を続けるのは本当に大変だということ。そして、オーナーさんが「やってみます」と思っていても、現場のスタッフまで気持ちがそろわないと、日々の取り組みは進みにくいということです。

SNSはGoogleマップ以上に、投稿を作る手間がかかります。だから、始める前に次のことを決めておきましょう。

  • □ 誰が投稿するか(担当を1人決める)
  • □ いつ投稿するか(例:毎週月曜の開店前)
  • □ 何を投稿するか(3つの型を順番に)
  • □ 写真は誰がいつ撮るか(営業中に撮りためる)
  • □ 外国語のメッセージに誰がどう返すか(翻訳アプリを使う)
  • □ Googleマップの情報は今の状態と合っているか

これが埋まらないなら、SNSはまだ始めなくても大丈夫です。Googleマップを整えるだけでも、訪日客と地元のお客さんの両方に届きます。

インバウンド集客はSNSだけに頼らない

地方都市では、基本をちゃんとやるだけで周りのお店より見つけてもらいやすくなることがあります。訪日客向けの事例ではありませんが、当社がオープン前から支援した泉佐野市のパーソナルジム「BanKai GYM」では、ホームページとGoogleマップを整え、お客さんに口コミをお願いし続けました。その結果、「泉佐野 パーソナルジム」で上位に表示されるようになり、1か月目から来店があり、2か月目には新規の受付を一時ストップするほどになりました。チラシやポスティングも並行していたので、すべてがWebのおかげではありません。

この経験からも、順番としてはGoogleマップ、ホームページなどの「探したときに見つかる場所」を先に作り、SNSで「知ってもらう」を足すのがおすすめです。SNSとホームページの違いは「【泉佐野市の事業者向け】ホームページは本当に必要?SNSだけでは足りない5つの理由」、飲食店の具体的な進め方は「飲食店オーナー必見!インバウンド集客には何をするといいのか徹底解説!まずは口コミサイトから!」もご覧ください。

泉佐野・泉州のお店のインバウンド集客はご相談ください

「SNSとGoogleマップ、うちはどちらから始めればいい?」「更新まで手が回らない」というお店は、気軽にご相談ください。当社はSNS運用の支援も行っていますし、Googleマップについては泉佐野市と周辺のお店向けのMEOサービス「MEO BOOST」があります。最初の設計(アカウント・競合・キーワード)、毎週の投稿・情報更新の代行、月1回のレポートと改善案までまとめてお任せいただけます。同じ地域・同じ業種は1社限定でお受けしています。

料金や詳しい内容は、LINEで気軽に聞いてください。

インバウンドのSNS集客でよくある質問

英語が苦手でもインバウンド向けのSNSはできますか?

できます。写真が中心のInstagramなら、日本語の投稿に短い英語を1〜2行添えるだけでも伝わります。翻訳アプリやAIで下書きを作り、料金や営業時間が正しく訳されているかを確認してから投稿しましょう。

インバウンド集客のSNSはどれから始めればいいですか?

小さなお店なら、写真から始められるInstagramがおすすめです。ただし、先にGoogleマップの情報を整えておきましょう。今来ている外国人のお客さんの国や地域が分かっていれば、その人たちがよく使うSNSを優先します。

投稿はどれくらいの頻度が必要ですか?

毎日でなくても大丈夫です。まずは週1回など、続けられるペースを決めましょう。無理をして止まってしまうより、少なくても続いているほうが、お店が今も営業していると伝わります。

SNSを始めれば、すぐに外国人のお客さんは増えますか?

すぐに増えるとは限りません。SNSは旅行前に知ってもらう手段で、来店までに時間がかかることが多いです。今すぐ来店につなげたいなら、旅行中に使われるGoogleマップの整備を優先するのがおすすめです。

出典:
観光庁「インバウンド消費動向調査 2025年 年次報告書」
Google「ソーシャル メディアのリンクの管理」(2026年11月時点)
Instagram「プロアカウントの設定」(2026年11月時点)
消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」
Google「マップのユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー」(2026年11月時点)

この記事を書いた会社

株式会社ビューティーWEBハンターは、大阪府泉佐野市のWebマーケティング会社です。ホームページ制作・Web集客・Web広告・SNS運用・MEO(Googleマップ集客)・LINE活用・AI導入まで、泉佐野市・泉州エリアの企業と店舗の集客をまとめて支援しています。

所在地:〒598-0046 大阪府泉佐野市羽倉崎2-5/代表取締役:田端 孝文
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